2024  
やまたび倶楽部  藤の花を見に行ってきました
 
中山寺の藤の花が今まさに満開を迎えています。4月23日に中山寺社務所に問い合わせたら「白の藤の花は散りかけ、紫は今が見ごろです。急いでください」と言われました。
中山寺と言えば梅林の名所として有名ですがすき焼きパーティの下見に来た時に雄大な藤棚があるのを知りました。「咲いたら綺麗だろうなぁ来てみたいね」帰りに社務所に何時頃が見ごろかと聞くと「問い合わせてくれればお答えします」。とのことでした。急なお誘いなので皆さんの都合もありjunkoちゃん、ジョン、姫の3人だけの寂しい藤の花鑑賞となりました。
中山寺の梅林は知る人ぞ知るなんですがもう少し上がると公園があり広い藤棚があるのです。藤棚の長さは80mと長く、手軽に訪れられる名所としては今まで知らなかったことに驚いています。藤の花は何とも言えない艶やかさと藤の花がもつ甘い香りに包まれ、見る人を魅了します。「間にあって良かった!来てよかった」
藤の花と言えば此花区の隣町の福島区に有名な「野田藤」があります。野田藤は福島区野田近辺(春日社周辺)が発祥の地とされています。野田藤の名前は牧野富太郎先生が名付けたと言われております。
今から約600年前からその美しさで知られ、江戸時代には「奈良・吉野の桜」・「京都・高雄の紅葉」「大阪・野田藤」の「三大名所」と言われていたそうです。

藤の花を毎年咲かせるのは容易な事ではなく、長年手入れをしていてもなかなか咲かない藤も少なくありません。中には、去年咲いても今年は咲かないということもあります。阪10年前の神電車野田駅前の藤棚の写真を見ると沢山の花房が垂れ咲いていましたが去年と今年はどうした事かあまり垂れ咲いていません。 
中山寺には「中山荘園古墳」もあり回り道をして訪ねてみることにしました。とてもわかりにくい所にあり、GPS頼りにやっと到着することができました。マンションのすぐ横にありました。

「古墳」と聞いて、大仙古墳のような大きい古墳と思っていましたが思っている大きさよりも小さい古墳です。小さな古墳ではありますが初めて見つかった多角形の古墳が宝塚市にあったことが驚きです。発掘当時の古墳は、泥棒により荒らされていたそうです。荒らされていた理由は、古墳の中には価値の高い三種の神器である、剣、勾玉、鏡に似ている物が入っていたため荒らされたと考えられています。
古墳見学後は再び中山寺参道に戻ってきました。どうしても「親子丼が食べたい」とジョンが申しますので食堂の暖簾をくぐり親子丼と木の葉丼を注文しました。ひとくち食べて3人が顔を見合わせました。とても「塩辛い」のです。junkoちゃんは半分を残して箸をおいてしまいました。会計時junkoちゃんが何やら店の人と話をしています。塩辛かったことを報告していたらしいです。客のアドバイスを真摯に聞き、改めてくれれば繁盛しまっせ~。
▼▼▼▼▼京都・宇治市志津川:自然植生の高木の藤▼▼▼▼▼
4月27日に宇治にハヤブサの撮影に行ったときに見つけました
終わりに
急なお誘いでしたので3人だけの参加となりました。境内には石楠花、ツツジが満開で藤の花も期待できると行って見ましたが何と白色の藤の花は旬を過ぎていました。花の時期に合わせて行事をするのはとても難しいです。80mの藤棚を見るだけでも圧巻でした。
home back